酒井 美和

人と関わることに不安のある方も
安心して通える施設を目指して

PROFILE

酒井 美和

酒井 美和

2013年4月1日入社

若者の自立支援を行っている東大阪事業グループの中で、障害福祉サービスである「青年の自立支援センターゆう(以下ゆう)」に配属。
10年勤続を経て、現在は管理者兼サービス管理責任者に従事。

様々な事業と連携し、専門性を活用した支援

現在は管理者およびサービス管理責任者として、利用者さんの状況やニーズの把握をしながら必要な支援の調整、職員の支援サポート、業務管理等を行っています。

東大阪事業グループはゆうの他に5つの事業があり、それらの事業と連携をしながら、各事業の専門性を活用して必要な支援を必要とする人が受けられる体制を目指しています。
主に精神障害、発達障害の若年層の方が利用されており、精神的なしんどさを抱えておられたり、人と関わる中でしんどさが生じやすかったりする方が少なくないため、職員自身が心身ともに安定していることが良い支援につながると思っています。

職員にとっても利用者さんにとっても良い環境づくりを意識しています。

つむぎ福祉会で働こうと思ったきっかけは…

私は大学では社会学部心理学専攻臨床心理学コースで学んでおり、人と関わる仕事がしたいと思っていました。

3回生の時にボランティアで自閉症の青年と関わるなかで、障害のある方達は学校を卒業後どのような道があるのか興味を持ち、障害福祉における就労支援というものを知りました。

つむぎ福祉会では就労支援として、いくつも事業所を展開していたことと、人を大切にする理念に惹かれて応募をしました。当時、採用担当であった理事の方と話がしやすく、頑張っていけそうだなと思えたのが入社の決め手でした。

前に進んでいく利用者さんと、一緒に頑張れる喜び

青年の自立支援センターゆうは不登校やひきこもり支援を主とした事業とのつながりが強く、利用される方においてもそういった背景を持っておられる方が多くいらっしゃいます。
家から外に出ていく、他の人と関わることに不安を抱えている方が通いたいと思える場所になるように利用者さんとコミュニケーションをとりながら安心できる関係性を築いていくことを大切にしています。

また、利用者さんの多くは20~30代の方がほとんどで、ゆうから次のステップを目指す方が多く、たとえ時間がかかったとしても次の新たな場所で頑張ろうと前に進んでいく利用者さんを見ると、一緒にがんばってこられて良かったなと感じます。

今後やってみたいこととして、なかなか外に出られない方とのつながりとしてオンラインでの関わりをきっかけに、外への活動につながる支援を行っていくことも考えたいと思っています。

助け合える職場、資格取得の補助も

なるべく職員が元気で働くことができる職場でありたいと思っており、他の職員もそれを大切にして助け合える関係になっていると思っています。
業務や支援のやりやすい環境を相談し合ったり、連休を作ってリフレッシュできるようにしたりしています。

キャリアアップについては、新卒で入職4年目に社会福祉士資格取得のために通信制の学校に入りましたが、休暇取得の融通をして頂きながらで取得しやすい環境でした。
法人から資格受験料の補助もして頂けるので(※指定の資格のみ)、頑張る職員を応援してくれる福利厚生の整備もされています。